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エヴァンゲリオンを見る順番を初見向けに整理|TV版・旧劇・新劇・シンの違い

  本編映像と公式資料に基づき、全引用箇所を検証済みです。
エヴァンゲリオンを見る順番を初見向けに整理|TV版・旧劇・新劇・シンの違い

エヴァンゲリオンを見てみたいと思ったとき、最初に迷いやすいのが「どの順番で見ればいいのか」ということです。

TV版があり、旧劇場版があり、新劇場版があり、さらに『シン・エヴァンゲリオン劇場版』がある。

名前は聞いたことがあっても、どこから入ればいいのか分かりにくい作品だと思います。

初めて見るなら、基本的には公開された順に追っていくのが一番入りやすいです。

TV版で作品の空気を受け取り、旧劇場版でその重さを別の角度から見る。
そのあと新劇場版の前3作を見て、最後に『シン・エヴァンゲリオン劇場版』へ向かう。

この順番で見ると、エヴァンゲリオンという作品がどのように語られ、どのように変化し、どこへ向かっていったのかを追いやすくなります。

もちろん、この順番以外が間違いというわけではありません。

ただ、せっかくエヴァンゲリオンに触れるなら、作品が積み重ねてきた流れごと受け取ったほうが、あとで残る疑問も含めて楽しみやすくなると思います。

この記事では、ネタバレをできるだけ抑えながら、エヴァンゲリオンを見る順番と、それぞれの作品の立ち位置を整理します。

エヴァンゲリオンを見る順番は、基本的に公開順でいい

まず結論から言うと、初めて見るなら次の順番が分かりやすいです。

TV版、旧劇場版、新劇場版の前3作、そして『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。

この順番で見ると、エヴァンゲリオンが最初にどんな作品として始まり、その後どう受け止められ、どのように語り直されていったのかを追いやすくなります。

特に、TV版と旧劇場版を先に見ておくと、新劇場版で何が変わっているのかが分かりやすくなります。

短く触れたいだけなら新劇場版から入ることもできます。

ただ、エヴァンゲリオンがなぜここまで長く語られてきたのかを知りたいなら、やはりTV版から順に見ていくほうが、作品の変化を受け取りやすいと思います。

初めて見るなら、この順番が入りやすい。

1
TV版 エヴァンゲリオンの原点。作品の空気、人物、時代の熱を受け取る入口。
2
旧劇場版 TV版のあとに残る疑問や重さを、別の角度から受け取る作品。
3
新劇場版 前3作(序・破・Q) 同じ始まりに見えながら、少しずつ別の流れへ再構成されていく作品。
4
シン・エヴァンゲリオン劇場版 新劇場版の到達点として、エヴァという物語に区切りをつける作品。

この順番は「これ以外は間違い」という意味ではありません。作品の流れを受け取りやすくするための、ひとつの地図として考えると入りやすくなります。

TV版は、エヴァンゲリオンの空気を受け取る入口

TV版は、エヴァンゲリオンという作品の原点です。

シンジ、レイ、アスカ、ミサト、NERV、使徒、ATフィールド。
エヴァンゲリオンを語るうえで重要になる要素は、まずこのTV版の中で提示されます。

ただ、TV版を見るときに大切なのは、あらすじだけを追うことではありません。

エヴァンゲリオンは、1990年代半ばの空気と切り離して受け取りにくい作品です。

当時のアニメ文化、オタクという存在の見られ方、世紀末へ向かっていく時代の不安。
そうした空気の中で、エヴァンゲリオンは少しずつ広がり、社会現象として語られる作品になっていきました。

今から見ると、映像やテンポに時代を感じる部分もあるかもしれません。

けれど、だからこそTV版には、後の劇場版だけでは置き換えにくい熱があります。

最初は使徒と戦う物語として始まり、やがてシンジの内面や、人と人の距離へ向かっていく。

その変化を体験するためにも、まずTV版から見る意味は大きいと思います。

TV版エヴァンゲリオンの碇シンジ

TV版は、作品の空気とシンジの物語を受け取る入口になる。

旧劇場版は、TV版のあとに見ると受け取りやすい

TV版を見終えると、物語の外側で何が起きていたのか、分かりにくさが残るかもしれません。

人類補完計画とは何だったのか。
NERVやゼーレは何をしようとしていたのか。
シンジたちの内面で起きていたことは、外側の出来事とどうつながっていたのか。

旧劇場版は、そうした疑問を別の角度から受け取る作品として見ると入りやすくなります。

ただし、旧劇場版はかなり重い作品です。

TV版が内面へ向かっていく作品だとすれば、旧劇場版はその内面だけでは済まない現実の重さを突きつけてくる作品でもあります。

初見で一気に受け止めようとすると、かなり強く残るかもしれません。

それでも、エヴァンゲリオンがなぜ長く語られ続けてきたのかを知りたいなら、旧劇場版を通る意味は大きいです。

TV版のあとに見ることで、エヴァンゲリオンという作品の温度がよりはっきり見えてくると思います。

旧劇場版エヴァンゲリオンを象徴するビジュアル

旧劇場版は、TV版のあとに残る疑問や重さを別の角度から受け取る作品。

新劇場版 前3作は、もう一度始まるエヴァとして見る

新劇場版の前3作、『序』『破』『Q』は、TV版をただ短くまとめた作品ではありません。

最初は、見覚えのある始まりに見えるかもしれません。

使徒が現れ、シンジがエヴァに乗り、NERVで戦いが始まる。

けれど進んでいくほど、新劇場版はTV版とは違う流れを持ち始めます。

同じように見える場面がありながら、少しずつ違う場所へ進んでいく。

その変化を感じるためにも、TV版を先に見ておくと分かりやすくなります。

新劇場版だけでも物語を追うことはできます。

ただ、TV版や旧劇場版を見たあとに新劇場版を見ると、何が変わり、何が残っているのかが見えやすくなります。

新劇場版は、昔のエヴァをもう一度なぞるためだけの作品ではなく、エヴァンゲリオンという物語を別の形で再構成していく流れとして見ると受け取りやすいです。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版の前3作

新劇場版 前3作は、同じ始まりに見えながら別の流れへ再構成されていく。

シン・エヴァンゲリオン劇場版は最後に見る

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、新劇場版の流れの到達点として見るのが自然です。

最初に見ても、映像や物語の流れを追うことはできるかもしれません。

けれど、TV版、旧劇場版、新劇場版の前3作を見たあとで触れると、この作品が何に区切りをつけようとしているのかが受け取りやすくなります。

エヴァンゲリオンは、長い時間をかけて語られてきた作品です。

TV版を見ていた人が大人になり、作品を取り巻く時代も変わり、アニメそのものの受け取られ方も変わっていきました。

その積み重ねを知ったうえで『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を見ると、単なる最終作ではなく、エヴァという物語にひとつの区切りをつける作品として見えてきます。

だからこそ、シンは最後に見るのがいいと思います。

シン・エヴァンゲリオン劇場版を象徴する白い風景

シン・エヴァンゲリオン劇場版は、長く続いたエヴァの流れに区切りをつける作品として見る。

新劇場版だけ見てもいいのか

新劇場版だけ見てもいいのか。

これは、初めてエヴァンゲリオンに触れる人が迷いやすいところだと思います。

結論から言えば、新劇場版だけでも見ることはできます。

今から短くエヴァンゲリオンに触れたい人や、まず映像として入りたい人にとって、新劇場版は十分に入口になります。

ただ、エヴァンゲリオンがなぜここまで語られてきたのかを知りたいなら、TV版から見るほうが分かりやすいです。

TV版を見てから新劇場版に進むと、同じように見える場面の違いや、作品がどこへ向かい直しているのかが見えやすくなります。

新劇場版だけを見ることは間違いではありません。

ただ、作品の変化ごと楽しみたいなら、TV版から追うほうが深く味わえると思います。

まず短く触れたい人 新劇場版から入っても大丈夫です。映像として見やすく、今からエヴァンゲリオンに触れる入口になります。
作品の変化まで味わいたい人 TV版から見るほうが向いています。旧劇場版や新劇場版で何が変わったのかを受け取りやすくなります。

旧劇場版は見たほうがいいのか

旧劇場版は、できれば見たほうがいいと思います。

ただし、誰にでも気軽にすすめられる作品ではありません。

TV版のあとに残る分からなさや、言葉にしにくい重さを、かなり強い形で突きつけてくる作品だからです。

その意味で、旧劇場版はエヴァンゲリオンの中でも特に濃い作品です。

人間の弱さや醜さ、他者と向き合うことの難しさが、かなり生々しく描かれています。

作品としての衝撃も強いので、無理に一気に見る必要はありません。

ただ、エヴァンゲリオンという作品を深く知りたいなら、旧劇場版を避けて通るのは少しもったいない。

TV版で残ったものを、別の形で受け取る作品として見ると、エヴァがなぜここまで語られてきたのかが少し見えやすくなると思います。

旧劇場版は、無理に一気に見なくてもいい 旧劇場版は、エヴァンゲリオンの中でもかなり重い位置にある作品です。TV版のあとにすぐ見る必要はありません。少し時間を置いてから向き合っても、作品の強さは失われません。

見終わって疑問が残ったら、そこから考察を読む

エヴァンゲリオンは、順番どおりに見ればすべて分かる作品ではありません。

TV版から見ても、旧劇場版を見ても、新劇場版を最後まで見ても、分からないことは残ると思います。

むしろ、その分からなさが残ること自体が、エヴァンゲリオンらしさでもあります。

なぜシンジはあそこまで自分を責めるのか。
ATフィールドとは、戦闘用語以上に何を意味しているのか。
人類補完計画は、なぜ他者との境界に関わっているのか。
NERVという組織は、何を抱えていたのか。

見終わったあとにそうした疑問が残ったら、そこから考察を読むと、作品の見え方が変わっていきます。

エコーズでは、エヴァンゲリオンを感想だけで閉じず、人物、組織、用語、構造から読み直しています。

見て分からなかったところ。
なぜか引っかかった場面。
処理しきれなかった感情。

そういうものが残ったときに、もう一度考えるための場所として読んでもらえたらと思います。

見る順番は、作品へ入るための地図でしかない

エヴァンゲリオンを見る順番に、絶対の正解があるわけではありません。

新劇場版から入る人もいると思います。
TV版だけを先に見る人もいると思います。
シンまで見たあとで、もう一度TV版に戻る人もいるかもしれません。

ただ、初めて見るなら、公開順に追うことで作品の流れはかなり受け取りやすくなります。

TV版で始まり、旧劇場版で重さを受け取り、新劇場版で再構成され、シン・エヴァンゲリオン劇場版でひとつの区切りへ向かう。

その順番で見ると、エヴァンゲリオンがただの物語ではなく、長い時間をかけて語られてきた作品だということも見えてきます。

見終わったあとに何を感じたのか。
何が分からなかったのか。
どこが心に残ったのか。

そこから、エヴァンゲリオンを考える時間が始まります。

実際に見始めるときは、配信サービスごとにTV版・旧劇場版・新劇場版の配信状況が異なるため、視聴前に確認しておくと安心です。

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